2012年5月29日火曜日

同じ文字が別の国名を作り出すか?



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録11:27頁

 《同じ文字が別の国名を作り出すか?
 「同じ文字が別の国名を作り出すか?

 ここで、

 国名が分裂して殖えるのはなぜか?

 という問題を片づけておこう。

 日本といえば、

 確固たる国家で太古から実在した政権なのだから、

 その国名は一地方政権にすぎない国造の名のような

 読み替えは起こらないと思い勝ちだが、

 在来の説では最初はヒノモトと読まれていたものがニホンになり、

 ニッポンになったという。

 だがその名の発生地域が南九州であることを考えると、

 南は赤の地域で、

 赤は古語では丹(ニ)であり、

 そこには丹の島という意味と、

 タンが島という発音が重なって考えられる「タネガシマ」があるので、

 ニホンは丹本が語源で、

 それを好字に換えて日本としたとみるほうが進んでいる。

 その日本は海外ではさらに

 ジープン、

 リーペン、

 ジャパン、

 ニヤポン、

 ハポンなどと呼ばれている。

 しかしその基になったのは「日本」という2字の漢字である。

 漢字は中国の政権変動と人々の大移動により、

 時とともに別の発音が次第に殖える。

 1つの名が時代とともに、また国によって発音が変化して、

 別の名が生まれるという決定的な答がここにある。

 だから旁国・巳百支の場合も、

 南九州ですでに分裂し、新しい当て字がつけられ、

 それがまた別の発音で読まれて殖えていった。

 その経過記録はすでに消滅しているが、

 その対応地名が南九州に集中しているから、

 女王国の位置を尋ねる私たちの目的は充分達成している。

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