2012年5月22日火曜日

「古墳時代」のエポック・メーキング



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録10:37頁

 《「古墳時代」のエポック・メーキング
 「「古墳時代」のエポック・メーキング

 では三角縁神獣鏡は、

 史学にとって、どんな役に立つのだろうか?…。

 それは古墳時代人の宗教が、

 神仙をあがめるシンドゥ教だったことを記録し、証明している。

 古墳に葬られている人々はシンドゥ教徒であって、

 仏教徒の倭国人ではない。

 彼等は卑弥呼と対立して卑弥呼政権を倒した邪馬壹国人と、

 その仲間たちだったのである。

 そのことは卑弥呼が共立された時代から彼女が死ぬまでの弥生末期の、
 
 北部九州の埋葬遺跡が全て古墳でないことで、充分立証できるし、

 彼女の宗教「仏教」の後継者だった

 女性天皇たち=推古天皇や斉明天皇と、

 その擁護者だった聖徳太子までが、

 古墳でなく墓地に葬られていることが、

 動かせぬ証拠として厳存しているので、反対の余地はない。

 だから古墳を造る人々が、

 統一政権を握った時期からを古墳時代として区分するとすれば、

 それは山上王・位宮が卑弥呼政権を倒した瞬間で、

 魏の正始8年(247年)のことである。

 もちろん古墳人はそれ以前からいたから、

 これは発掘考古学でいう古墳時代とは無関係である。

 だが時間的にあいまいな発掘考古学と違って、

 総合史学なら古墳時代の真の出発点を、

 こんなに完全に精細に特定できるという事実を、

 三角縁神獣鏡が明確に教えてくれるのだ。

 それがどんなに役立つ貴重な文化財だったか、

 改めて確認して戴きたいのである。

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