2012年4月16日月曜日
地理学の視点でみた倭人の世界
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録10:6頁
《地理学の視点でみた倭人の世界》
「地理学の視点でみた倭人の世界」
「倭人」とは人種名ではなく、
列記されている30の雑多な国々や、
女王に所属しない狗奴国などを総称する連邦名としての「倭国」と、
海を隔てて1000余里東に住む同種族という意味の「倭種の国」また
南方4000余里にある侏儒国、またその東南に住む
裸国、果歯国の国民などを、ひっくるめて呼んだ総称である。
これで「倭人」の意味、政権の性質・規模、その地理範囲、他の地域との頼互地理関係、
その人種関係と中国人の人種観などが概略ではあるがはっきりした。
これは政治学・地理学・人種学に大別できるので、
それらの専門知識でみると、
さらに詳細な答えが得られる。
次は地理学の視点で、この倭人の世界をより正確にとらえてみよう。
全記事の起点になっているのは「帯方」である。
この郡は、前漢時代に朝鮮半島に同名の郡が置かれ、
次いで公孫氏が領有し、
さらに魏が公孫政権を滅亡させて奪った魏の新領土で、
その郡名は
「朝鮮半島を帯状に切って四角形になった郡」
という形容詞でできているから、
それは輪郭が歪んだ朝鮮半島の北部や南部ではなく、
東西両岸が比較的平行している中南部にあったことがわかる。
それがどこだったかも、
この帯方から使者が倭の伊都国まで行った道程の詳細な記録があるから、
それで充分正確に算出できる。
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