2012年4月13日金曜日
文章経済学が実在した現代
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録10:2頁
《文章経済学が実在した現代》
「文章経済学が実在した現代」
『魏書倭人章』と呼ばれてきた文献には謎などない。
正確に読みさえすればいいのである。
実は、この「正確に読む」ということが、
漢文の場合、他の国の文章とやや趣きを異にする。
それは「必要最小限に文字を使ってある」という事実があるため、
私たちからみれば、省略され過ぎているようにみえる点である。
それは「同じことは二度書かない」というように解釈すればいい。
私たちならその都度、必要ではないかもしれないが
「念のため」、
許しく何度でも繰り返し書く場合が普通だが、
漢文はそんな繰り返しはしない。
それは紙や墨が景重品で高価であったせいだし、
紙以前の木簡は鉄器の貴重な時代には削って作るのにさらに高価についたからである。
ことに役人は予算節約のため、筆紙の節約が至上命令だった。
そんな時代だから、
文章は簡潔で、しかも多くを表現できなければならなかった。
それが秀才が選抜されて官僚に取り立てられた制度を生んだのである。
「お役所仕事」などという事実が国民を食い物にしてきた現代の日本と
雲泥の差があっただけではない、
そこには一字一句をゆるがせにしない
「文章経済学」が確立していた。
この原点を理解できないで妄想に陥り、
莫大な量の妄説を出版し続けた
ヤマタイブームは国辱以外の何者でもない。
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