2013年1月30日水曜日

倭人の高度の染織技術とそのルーツ



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録20:6頁

 《倭人の高度の染織技術とそのルーツ
 「倭人の高度の染織技術とそのルーツ

 いまタイ国などに住むカリエン人の村を訪ねると、

 女性たちが様々に染めた色糸を使って

 手機織機(てばたしよっき)で織りながら色糸を混織して、

 美しい彩色の布を織り上げて、

 それでまさに『魏書倭人章』が記録した「貫頭衣」そのものにして着ているが、

 それと全く同じ技術と織り上がりを見せる

 「読谷花織り ユンダン・ハナウイー」という織物が今も沖縄で織れている。

 この織り方は単にカリエンと共通の技術というだけでなく、

 中近東名物の絨毯(じうたん)や壁掛けにみる技術で、

 ただ、可なり原始的である。

 それはカリエン=高族がバビロンからもってきたカルデア文化9の生き残りとみると、

 天照大神伝承に見る沖縄の織物文化のルーツや、

 中国の、天の河は南海につながっているという迷信で、

 織女伝説のルーツが理解できるし、

 明(ミン)の時代に生まれた民話、

 「コウケン」という発音が生んだ「鮫絹」という当て字から、

 南海の海底に棲む鮫が織った織物だという

 詩的な迷信まで生まれた理由もわかる。

 沖縄演劇に見る花笠や、

 平安絵画にみる市女笠(いちめがさ)などの、

 女性が笠を被る風習もカリエンのものだし、

 その遠い故郷バビロンから絨毯の産地が

 トルコ、ペルシャ、インドと連なり、

 インド更紗(さらさ)とジャワ更紗のマレー語名・

 バタックがパーリ語からでて、

 今ではブチックという世界共通語を生み、

 タイ・シルクもまた沖縄と多くの姉妹文化を共有している。

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