2012年3月30日金曜日
五彩圏連邦時代につけられた魚の名前
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録10:1頁
《謎は漢文を読めない者の創作》
「謎は漢文を読めない者の創作」
日本の古代史の原典は『記・紀』以下、
内外の文献の全てが漢文で書かれている。
日本の古代史を解明しようとすれば、
当然、漢文が正確に読めなければだめなことはいうまでもない。
ところが現実には、
過去の古代史家の全てが、一人残らずだめだった。
そのためこれまで一般に
『魏書倭人章』と呼ばれてきた文献には、
謎が一杯あるということになっているが、
それらの『謎』は皆、
漢文が読めないのに読めるつもりでいるために、
見当違いな『想像説』を発表してしまった
愚者の『創作』であって、実際には謎などまるでない。
それは当然のことで、
それらの文章の大半が、
中国の役人が上司あてに書いた報告書なのだから、
上司にはその内容が正確に伝わっていたのであって、
その中に『謎=不明部分』があったなら、
そんな報告書を提出した役人は即座に叱られて、
クビになったか、書き直しを命令されたから、
「謎入り」のままの報告書が保存されている理由がない。
もちろんその内容は、現代の情報のように精密なものではないが、
「倭人」は魏の政府にとって、どうでもいい相手ではなく、
卑弥呼に「親魏倭王」の金印・紫綬はじめ大量の贈り物をして
味方に確保したい相手だったのだから、
当時としては最大限の情報が祥細に記入されている。
それは同じ
『東夷伝』中の他の国々の記事と比較してみると明瞭にわかる。
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