2012年3月28日水曜日
なんと!魚と同じ『苗字』!
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録09:1~2頁
《なんと!魚と同じ『苗字』!》
「なんと!魚と同じ『苗字』!」
日本が誕生したころを研究していると、
日本人の<苗字>(みょうじ)が、
ずいぶん古くから使われていたことがわかったことからお話しにはいろう。
日本人の<苗字>は、
これまでは、明治になって新しく<戸籍制度>ができたので、
それまで<苗字>のなかった人たちが、
あわてて寺の坊さんなどに急ごしらえでつけてもらったために、
田にかこまれた家は田中さん。
山の下だから山下さん。
砂原の隣りだからと砂原さんとつけたといったふうに教えられ、
たいていの人がそう思いこんでいる。
だが、それは落語や漫才のお笑いネタにすぎず、
本当の歴史をしらないお笑いのネタ作家が、
思いつきで作った間に合わせの話しが、
いつのまにか事実のように広まったウソの常識にすぎなかった。
砂原さんはもとの発音は「サワラ」さんで、
それは佐原さんと同じ先祖が、
ヒミコより昔につけたたいそう歴史のある立派な苗字で、
けっして隣りに砂原があるからと、
明治になってからアワテテつけた、
いい加減な符号ではなかったのである。
どうしてそんなに強く言い切れるか?…。
それは動かない理由があるからだ。
その理由とは、古代日本人の姓には
「魚と同じ名が原則的につけられたもの」があるという事実が確認でき、
それがヒントになって古代日本人の<姓>の謎が完全に解けたからなのである。
砂原・佐原の発音「サワラ」は、
美味で知られた魚の「サワラ」とぴったり同じ発音である。
もちろん、こうしたことは昔から気付かれていたが、
ごく希な偶然の一致ぐらいに思われて、
誰も真剣に考えてみようとはしなかった。
だが調べてみるとその数は、
とても「偶然の一致」で済ませるほど少しではない。
ちょっと拾いあげてみても次ページのようなものがみつかる。
しかもその中には、
厳密には魚類以外の水産物もあって、<魚の名>といってしまうと、
非科学的だとお叱りをうけかねないほどである。
だが命名者が古代人で、
彼等はそれらの<水産動物>をおおまかに、
すべて「魚」として分類していたのだから、
その分類を専重しないと、
彼等の命名の真意は読みとれない。
何でもかでも科学的になどといっていると、
いちばん重要なものを自分で捨てて見失ってしまう。
といった研究上の視点のありかたなども考えながら、
この間題をお読み戴きたい。
この<魚の名の姓>をつけた人たちは、
まず大きさに関心があったことがわかる。
それは<魚の個体>の大きさ順に例を拾いあげるとよくわかる。
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