2012年3月15日木曜日

世界に広く分布している八幡



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録08:17頁

 《世界に広く分布している八幡
 「世界に広く分布している八幡

 「ヤッチマ」と似た発音をもつ地名に

 「ヤッチロ=八代」がある。

 これも同じ名乗りが語源だから

 最後の「ロ」は末路の「盧」と同じもので国を意味するから、

 言語差のあるその地域人が

 「ヤッチ・マ」を「ヤッチ・ロ」と呼び変えただけだとわかる。

 八代市は隼人に行く重要地点にある都市だから、

 当然、旁国の中に入っているはずの地点セある。
 
 しかしその発音に合う旁国名はない。

 これもまた当然で、

 屋久島人がそこを支配する前の卑弥呼政権時代には、

 そこが「ヤッチ・ロ」と呼ばれたはずがない。

 旁国名は別の名だったのである。

 ここで早とちりしてはいけないのは、

 八幡の語源を屋久島だと錯覚しないことである。

 「八幡」という文字は、

 インドから中国にかけてギリシャ人を意味する

 「ヤバーナ」という名詞があり、

 それに対する当て字だったことがわかっている。

 語源はギリシャ人という意味なのである。

 ヤッチマ、ヤッチロはその方言差なのだ。

 日本ではその文字が様々に読まれて、

 ハッマン、ヤマン、ヤワタ、ヤハタ、ヤバタ、ヤマタ、ヤマトなどは

 お馴染みだと思うが、

 それは日本だけでなく、ヤバン、イエーメン、ヤマトという発音が、

 中国からアラビアにまで分布していることもまたご存じだと思う。

 八幡は日本だけのものではないのである。

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