2012年3月3日土曜日
明確に記録されている「女王国の位置」
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録08:3頁
《明確に記録されている「女王国の位置」》
「明確に記録されている「女王国の位置」」
前回までで倭国の外郭はほぼ解明し終ったので、
次はその内容を深く掘り下げる着眼点とその技法についてお話ししていこう。
『魏書倭人章』は、「倭人を構成する国々」を、丁寧に分類して規定している。
「自 女王国 以北 其 戸数 道里 可 略載。 其余 旁国 遠絶 不可得 詳」
ここでは「女王国以北の国」と、「其余 旁国=それ以外の国」とに大別している。
特に注意がいるのは、
① 「戸数 道里 可 略載の国」と、
② 「女王国」と、
③ 「其余 芳国」の
3種類に分けている点である。
なぜならこれは「女王国とはどこか」という過去最大の争点に、
まるで疑問の残らない、
はっきりした結論を下せる記録だからである。
その国名は、「戸数道里 可 略載」の国々=
対馬国、一大国、末盧国、伊都国、奴国、不弥国、投馬国、邪馬壹国の8カ国であるが、
このうちの邪馬壹国には「女王の都する所」と明記してあるから、
これは別に区別して
「女王国」=邪馬壹国と分類する必要がある。
「旁国」=「遠絶 不可得 詳」で国名だけ挙げてある国々。
斯馬国に始まって奴国までの21カ国である。
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