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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦
阿曇・安曇(1)『古事記』・『日本書紀』
『古事記』
伊邪那伎大神詔りたまひし「~」て、
竺紫の日向の橘の小門の阿波岐原に至りまして、
禊(みそ)ぎ祓(はら)いたまひき。
~初めて中つ瀬に堕り迦豆伎て滌(すす)ぎたまふ時、
成り坐せる神の名は、~。
次に水の底に滌ぐ時に、成れる神の名は、底津綿上津見神、
次に底筒之男神、中に滌ぐ時に、成れる神の名は、中津綿上津見神、
次に中筒之男神、水の上に滌ぐ時に、成れる神の名は、
上津綿上津見神【上を訓みて宇閇と云ふ】、
次に上筒之男神、此の三柱の綿津見神は、
阿曇連等の祖神と以ち伊都久(いつく)神なり。
故、阿曇連等は、其の綿津見神の子、
宇都志日金折(うつしひかねさく)命の子孫なり、
『日本書紀』
伊弉諾命、~即ち往きて筑紫の日向の小戸の橘の
檍(あはき)原にいたりまして、
禊ぎ除(はら)へたまふ、遂に身の~。
又海の底に沈(かづ)き濯(そそ)ぐ。
因りて神を、號けて底津少童命と曰す。
次に底筒男命、又潮の中に潜(かづ)き濯ぐ。
因りて生める神を號けて中津少童命と曰す。
次に中筒男命、又潮の中に浮き濯ぐ。
因りて生める神を號けて表津少童命と曰す。
次に表筒男命、凡(すべ)て九の神有す。
其の底筒男命、中筒男命、表筒男命は、是即ち住吉大神なり。
底津少童命・中津少童命・表津少童命は、是阿曇連等が所祭る神なり。
一書曰、伊弉諾尊と伊弉冉尊と共に大八州国を生みたまふ。
然して後に~、
又生めし海神等を少童命と號す。山神等を山祇と號す。
(上記はこの後段)
○神功皇后(摂政前期)氣長足姫尊
九年秋九月の庚午の朔己卯に、
諸国に令して、般舶を集へて兵甲を練らふ。
~又磯鹿(しか)の海人、名は草を遣わして親しむ。
日を敷して還りて曰さく。
「西北に山有り。帯雲にして、横に絚(わた)れり、
蓋し国有らむか」とまうす。
愛に吉日を卜へて、臨發むとすること日有り。
○応神天皇 誉田天皇 三年の十一月
処処の海人、訕牻めきて命に従はず。
【訕牻】、此を佐麼売玖(さばめく)と云ふ。
即ち阿曇連の祖大濱宿宿禰を遣して、訕牻を平ぐ、
因りて海人の宰とす。
故、俗人の諺に曰く、
「佐麼阿摩(さばあま)」といふは、其れの縁なり。
※阿曇「安曇」アズミ eś-ma[家(屋)―船]屋船
綿津見「少童、海童など」ワタツミ
ワタ(Sk.)pā-thas 水 ud 水
(Grk.)
βνθιοs「buthiosブトス」海の、水中の
βνθοs「buthosブトス」(海の)深み、(一般に)深み、表
(Eng.) bottom 底 ○渤海の「ボッ」
ツミ(Sk.)
dhā-man、dhā-ma超人的存在、dhaman住居、(神々の)領土
dyu・dha-man/dyu・dha-ma天上の住者・神
dumu(阿曇語・シュメル語)子供
ワタ・ツミ
「海の住者」海神:海の深みいる神>海童:海の深みにいる子供
豊玉トヨタマ
(Sk.) toya-dhāma/toya・dhaman 海の住者、海神、toya 海、海の
志賀海シカウミ/シカミ(阿曇語) zikum 天空
【□の中に米】=engur深海、水深>深海、深淵
阿曇磯良
イソラ
「イソ」esi(阿曇語)閃緑岩
「志賀島はこの岩石により形成されている」(日本語)”いし”
「ラ」la (阿曇語)鱗うろこ、魚鱗
「古事記神代”海神の宮訪問”魚鱗の如造れる宮室」龍宮
イソラ「石―鱗」鱗の石
「対馬の和多都美神社の渚にある磐石」この磐石を「エビス」という。
エベス(阿曇語) as-su 海、地下水
草:クサ(阿曇語) kusa 両棲類
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