2013年7月5日金曜日

『古事記』の始祖神は美知能宇斯


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録25:15頁

 これが神名である証拠はまだある。

 『日本書紀』は冒頭に『天地開闢』を詳細に書くが、

 『古事記』は

 「天地 初発の時 高天原に成る神の名は 天之御中主神」と、

 いきなり神名から始まる。

 この神名も大学講義録18の30頁でも簡単に触れたが、

 次のように解ける。

  天 之  御 中   主 神

  テンジッ ミ チュウ ヌッシン  南九州語

  天 竺  美 知   能宇斯の

  テンジク ビ チ   ヌウ神   沖縄語

       毘 紐   嚢 神

  シンドゥ ビ シュ  ヌー    サンスクリット語

 ご覧の通り『古事記』は

 「この世に最初に現われた神」としてビシュヌー神を挙げているのだが、

 それは壹與の父の美知能宇斯の名乗りでもある。

 『古事記』が何を目的にした作品だったかや、

 ビシュヌーや丹波の語源なども大学講義録23の4頁でお話ししたが、

 その5~6頁では

 この御中主に続く

 高御産巣日神(高皇産霊尊)と

 神御産巣日神(神皇産霊尊)というのが、

 武内宿祢と葛城襲津彦のことであることもご説明した。

 《『古事記』の始祖神は美知能宇斯
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