2013年7月17日水曜日

皇室にみる「愛の八紘一宇」


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録25:27頁

 アレクサンドロスはサマルカンドでも王女・ロクサーヌと結婚している。

 彼自身は病気のためインドから引き返したが、

 その理想であるアジア遠征は、

 その部下たちに受け継がれて、さらに東へ広がって行った。

 それは我が国在来の史学では無知のままに放置されてきたが、

 本講ですでに確認した通り、

 我が国にも無数の遺物を残していて疑問の余地は全然ない。

 これが卑弥呼から壹與、光明皇后、

 さらに現代まで続く天皇家の伝統や、

 巨大神教を作る思想と技術とを

 仏教にまで色濃く残しているギリシャ型信仰と、

 思想の実体なのである。

 ギリシャ型信仰の特徴は、

 女性による神託と、

 次々に優れたものを排他牲なく取り入れて、

 さらに改善する進歩思考にある。

 それはアレクサンドロスの大理想であり大方針でもあった。

 沖縄に現存する

 巫女「ノロ」は頭にギリシャ独特の月桂冠をつける。

 ノロはノルで「宣(の)る」すなわち神託である。

 天皇の言葉「ミコトノリ」も本来は、

 この女帝による神託だった。

 卑弥呼は仏教を受け入れ、

 後世の国教も神仏を共に排斥しないで来た。

 正倉院の御物(ぎょぶつ)などの欧亜混交の宗教用文物は、

 これまで美術の珍品、

 古物愛好者のコレクションていどにしか

 扱えない学者しかいなかったが、

 天皇たちの根本思想が、

 偏狭なナショナリズム(ヒトラー的民族主義)などでなかったことを、

 何よりも雄弁に語る真の宝物なのである。

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