2013年7月4日木曜日

『記・紀』に見るシンドゥ教徒の支配者たち


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録25:14頁

 シンドゥ教もその多神教の一つだが、

 卑弥呼の両親・孝霊天皇夫妻が

 『記・紀』の「国生み」では伊弉諾尊・伊弉冉尊と書かれていて、

 その名乗りのイサナはシバ神の別名だから、

 卑弥呼の両親はシバ派のシンドゥ教徒だったと、

 大学講義録24の24頁で解説した。

 しかしその領地名が伊是名島だとしたら、

 信仰とはかかわりなく地名が名乗りになった可能牲がなくはない。

 そこでそうした2重性のない名乗りを探して、

 それが信仰によるものか、

 地名によるものかを確定してみよう。

 それには卑弥呼と全く同じ立場にいる壹與の父の名乗りが最もいい。

 壹與は日葉酢媛だから、その父は5頁で見た

 『日本書紀』の丹汝・道主王、

 『古事記』の且波・比古多々須・美知能宇斯王である。

 その内のタンバは、

 南を意味するパーリ語の地名を懐かしんで使ったものだとわかっているから、

 名乗りの中核は道主または美知能宇斯で、

 これはミチノウシと読まれてきた。

 それを見やすいように比較してみると次のようになる。

   美 知  能 宇 斯ン

   ビ チュ ヌ ウ 神    沖縄語

   毘 紐  縫(嚢)神

 これはサンスクリット語で

 「ビシュヌー」と呼ぶシンドゥ教の最高の大神の名である。

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