2013年7月23日火曜日

日葉酢姫のパーリ語・語源が語る真相


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録26:3頁

 大学講義録25で

 日葉酢姫を弥馬升(ミーマンサー)に当てたが、

 それは位宮の立場を説明するのに必要だったからで、

 語源の説明は本号に残した。

 だが実はその日葉酢という名そのものが、

 パーリ語々源の独特な仏教用語で、

 彼女と卑弥呼の「仏教女王としての地位」が、

 それだけでも完全に立証され、

 それによってさらに大きな視野が開けて、

 より深い歴史の真相を物語る、

 重要極(きわ)まりない、見過ごすわけにはいかない名である。

 それからお話ししていこう。

 パーリ語にはvivas=ビバス=日葉酢という実にぴったりの言葉がある。

 これは「家を遠く離れて住む」という意味のvivasati ビバサチや、

 「夜明り、曙・暁明」といった、

 夜の暗さに明りがさして明るくなる現象をいう

 vivasana ビバサナという言葉の、語根になっている。

 「家を遠く離れて住む」というのは

  竹取りの翁の養女になった赫夜姫の運命であり、

 「夜の暗さに明りがさして明るくなる現象」を名詞にすれば、

  ぴったり「赫夜」になる。

 Vivas=ビバス=日葉酢というパーリ語がなければ

 「養女」赫夜姫は生まれないし、

 赫夜姫や迦具夜比売という名も、

 赫居世という名も生まれないし、

 鹿児之国(カグシマ)=鹿児島という地名も、

 応神天皇の都・軽(鹿児(カル))も、
 
 明(阿鹿児(アカル))の宮という皇居名も生まれなかったのである。

 これまで個人名として見過ごされたこの名の重要さがおわかり戴けたと思う。

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