2013年6月1日土曜日
冥王ハデスが語源の「派手」と「土師氏」
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録24:7頁
《冥王ハデスが語源の「派手」と「土師氏」》
「冥王ハデスが語源の「派手」と「土師氏」」
冥界を支配したのは大学講義録23号でお話ししたプルトンである。
といっても実はプルトンは本名ではない。
本名は「ハデス」である。
では何故、「プルトン」と呼ばれたのか?。
それは彼が陰気で陰険な性格の持ち主で、
嫉妬深い上に大層ケチだったから、
人間はみな彼を毛嫌いし、
その本名を呼ぶことさえ避けたからである。
そのためどうしても呼ぶ必要があるときには、
皮肉たっぶりに全く逆の名前をつけて呼んだ。
プルトンは「豊かなもの」を意味し、
およそハデスとは正反対だから、
それは実は嫌味(いやみ)たっぶりな渾(あだ)名だったのだ。
『ローマ神話』で彼をプルトンと呼ぶのには、
ギリシャ時代にすでにこうした深刻な歴史があったのである。
日本語に「派手」という言葉がある。
明るくケバケバしいことだが、
これは陰気なハデスとは正反対である。
これもまたハデスを逆さにした
「皮肉語」だった可能性が考えられるが、
ハデスの名がそのまま使われているものもある。
ハデスは沖縄語ではハジシと発音するが、
これに当て字すると「土師氏」になる。
土師氏は後世、多くの人材を出しているが、
その中には経師が圧倒的に多く、
また墓前に供えた祭器を「土師器」と呼ぶほどに、
死者の祭祀に深くかかわった氏族だから、
冥王・ハデスの名をそのまま名乗らされたことは間違いない。
その子孫がそれを嫌って「ハニシ」と
発音を変えたこともギリシャの場合と共通している。
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