2013年6月28日金曜日

重要な「名詞の地域差」の考証


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録25:8頁

 日葉酔媛の

 「ミーマンサー子=ミーマンサーの奉持者(ほうじしゃ)」
 という名乗りは、
 
 彼女が仏教徒として深い教育を受けたことを表現していて、

 彼女が単に卑弥呼の薫陶(くんとう)を受けたというだけではなく、

 後継者中第一人者の地位にいたことも教えている。

 こうしたことはすべて日葉酢媛こそ

 『魏書倭人章』に「卑弥呼の宗女」と

 特記された壹與であったことの証拠であって、

 これまで単なる個人名としか考えられなかったその日葉酢媛という名は、

 彼女の任務の内容と地位を名乗りにした

 邪馬壹国の官名「弥馬升」そのものであり、

 壹與のほうはその任命以前に、

 個人名に近いものとして使われていた通称、

 すなわち彼女の出身地と地位を表わす

 「伊江島女王」という意味の名乗りを、

 種子島独特の呼び方で

 「イエッジョー」と呼んだものだったこともわかっている。

 それが彼女が邪馬壹国へくる前には、

 種子島で生活していた事実を立証している。

 名詞にみる方言、または、こうした特徴のある地域名詞は、

 またとない貴重な史料であり文化財なのだから、

 それらを消滅させるために強制されてきた明治式標準語教育は、

 今の文化財保護の精神と全く逆のもので、

 田舎市長らがともすれば由緒ある地名を

 どこにでもあるありふれたキザな地名に変えて得意がっているのと共に、

 犯罪として弾劾される日が必ずくる。

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