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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
阿曇・安曇(44)久士布流多気
課題:阿曇族と天孫降臨伝承
―海神の宮の物語が隠している日本の創世―
出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦
鹿児島県国分市・隼人町:久士布流多気/空国(韓国)
◎久士布流多気:久満崎神社(鹿児島県姶良郡/国分市山下町・上小川)
┌<久士>――――<布流>―<多気>
│kundi pura dake
│壺・甕・水瓶 満ちた uda・udaka
│ │ │ 水
│kundi pura seka
│ │ │ 流出・放出:泉水
└<久>ク――――<満>マ――<崎>ン
(千葉県流山市で豊四季とseka「シキ」となっているので
「サキ」と訛っても可)
※久満崎:現国分市上小川城山公園 この台地を久満崎といい、
久満崎神社はここに鎮座sきていた。
日本歴史知名体系「鹿児島県の地名」平凡社
「久満崎神社は昔隼人城の山続きである久満崎の山上にあり、
国分郷の総社とされていたが、
義久が伊勢大神宮を同郷総鎮守としたため、
当村の産土神となったという」
○周辺の地名:
小川(小河=古後)、清水、上井、川内、川原
重久(南関町の九重(くしげ)との係わりはなさそうだ)
知尾(重久、清水にこの地があった。
吉田東伍『大日本地名辞書』が紹介):「千穂」としての遺称。
乙宮神社(udaka)下井
※止山(とやま)神社(二上/高天ヶ原)
dvi(=Eng.two):二上(『日本書紀』=上峯:智鋪
国分市重久(旧東襲山村字重久)
「王の御幸神事」四所の行幸、重久の樟社、弓張木社、
弟子丸の小止山社、国分小川の幸田社
「四所に仮宮を設け正月七日より廿七日まで
神輿四个所を巡幸ありて、
種々の式ありしを如何なる故にかありけむ、
慶長の比より其式止みにきとぞ~」
祭神:彦火火出見命
※手籠川(天降川へ合流)
国分市北部重久、向花、新町、府中・姫城で合流
水源・甑臺山(霧島町と財部町境)
※「日向国風土記」逸文”智鋪郷”
「皇孫の尊、尊の御手以ちて、稲千穂を抜きて籾と為して、
四方に投げ散らしたまはば、必ず開晴(あか)りなむ」
とまをしき。
時に大鉏等の奏ししが如。千穂の稲を搓みて
籾と為して、投げ散らしたまひければ、
即ち、天開晴(あか)り、明照り光きき。
因り手高千穂の”二上の峯”と曰ひき。
後の人、改めて智鋪と號く。
※知尾・智能、知乃は知尾、智能とも書いた。
知乃名 平安末期~室町期にみえる名田名、
大隈国のうち、保延元年(1135)2月1日および
同年2月2日の宮永社役友配状に「武内宮御修理役」を
配り当てられた所領(国分市清水字堤田)のうちに
「知乃壱町伍段八寸七分」
・曽於郡⇒「曽野郡」と表記。
曽於
智得名 鎌倉期にみえる名田名、大隈国曽於郡のうち(国分市)。
正応四年11月日の台明寺田地注文に忘日田として
「寄田四段<智得(現国分市新町字溝添≒溝副)経由~」
「溝副五段<経由、智得」
知尾(sk.tvi)=智得(sk.tvi(e) )美、光輝、淤=野・能
重久名 鎌倉期にみえる名田名、大隈国曽於郡のうち、
建治二年(1276)8月の大隈国在庁石築地役配符に
「曽於郡……重久名十三丁」とある
(調所氏譜祐恒伝/旧記雑録)
重留名 鎌倉期~室町期にみえる名田名
重富名 鎌倉期にみえる名田名
留・富=知尾:(sk.tvi)(sk.tvi)美、光輝
『日本書紀』神代
一書に曰はく、高皇産霊尊、真床覆衾を以て、
天津彦、国光火瓊瓊杵尊に裹せまつりて、
即ち天磐戸を引き開け、天八重雲を排分けて、降し奉る。
時に大伴連の~、
遊行き降来りて、
日向の襲(そ)の高千穂の槵日(くしひ)の二上峯(ふたがみのみね)
の天浮橋に到りて、
浮渚在之平(うきびまりたいら)地に立たして、膂宍の空国を、
頓丘から国覓ぎ行去りて、吾田の笠狭の御碕に到ります。
天忍穂耳尊、天に復還ろたまふ。故天津彦火瓊瓊杵尊、
日向の樓日の高千穂の峯に降到りまして、頓丘から国覓ぎ行去りて、
浮渚在之平地に立たして、乃ちへ、
樓日:[γω-tsh-V]開溝引水:池・泉、井(姶良郡溝辺町)
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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