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『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
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『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
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出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦
≪アズミ族の正体≫筑紫:絹の出土地
◎神崎郡神崎町[佐賀県]
神埼[神崎町]「カンサキ」
(阿曇語) gun "カン(ネ)" 糸-"sag₃" 明るい、純な
:明るい糸:絹
※「明るい」は"光っているもの"を表わす。
域内に浄光寺、真浄光寺寺名の寺院がある。
他に光蔵寺、光明寺。
櫛田宮[神崎町神崎]
「クシダ」(阿曇語) kešda 糸、紐
※「カンサキ」に対応する。「カン・gun」と同義。
竹[神崎町神崎の西隣り]「タケ」(阿曇語) tuk 市
鶴[神崎町神崎の北隣り]「ツル」(阿曇語) daru₂ 純粋な
※「カンサキ」の「サキ:純な」に対応する
告牟田[神崎町神崎の西南隣り]
「ツゲ・ムタ」(阿曇語)" tug 織物 mutug"衣服:衣服の織物
城原[神崎町竹の北隣り]
「シロ」(阿曇語) sir 光る
※「シロ」は「白」であり、この周辺で「白木」:桑畑があった。
◎巻貝:貝紫[染料]
(Heb.),כָנֶכהיַֻה,KVNkhYA,konekhyuah 巻貝
(Lat.)concha 貝、〇イガイ、二枚貝
◎紫紅色の染料、この染料をとる貝
conchylit 貝、〇紫紅色染料をとる貝
〇紫紅色染料〇この染料で染めた衣、着物
(Grk.)κόγχη [kogxe] 貝(二枚)
κόχλός [koxlos] 巻貝(特にアクキガイ、ホラガイ)、蝸牛
κηκις [kekis] 紫貝からとった染料
κόκκιός [kokkinos]緋(深紅)色の、緋色の衣服
(Eng.)conch 巻貝
(Grk.)φοινικεός[phoinikeos] 緋色の、赤紫色の
φοινξ、φοινκός[phoinikos] 緋色、赤紫
1.諫早市〔長崎県〕
船越、小船越、貝津町、喜々津(多良見町)、大染島、
小ヶ倉
2.小城郡芦刈町〔佐賀県〕下古賀
3.佐賀市 鹿ノ子、古賀
4.佐賀郡東与賀町 下古賀
5.佐賀郡 川副町 東古賀、西古賀、小々森、鹿江
6.大川市〔福岡県〕鐘ヶ江、中古賀、北古賀、鬼古賀、
古賀、兼木(三丸)、小保、外開、五家、紅粉屋
7.柳川市〔福岡県〕古賀、久々原、中古賀
8.山門郡三橋町〔福岡県〕今古賀
9.山門郡大和町〔福岡県〕古開
10.三潴郡三潴町〔福岡県〕岩小賀
11.三潴郡大木町〔福岡県〕古賀
12.北九州氏 小倉<紫川>
『絹のデータベース』
絹の出土地[弥生時代] ※布目順郎氏の調査
1.福岡県甘木市 栗山遺跡
中期前半の甕棺人骨付着
2.福岡市博多区比恵遺跡
中期前半の甕棺出土の細形銅剣の身を包んでいた。
日本産とみられる(紅糸の本数が中国産に比べて少ない)。
銅剣の柄に絹糸が巻かれていた。
《弥生中期後半》
1.福岡県飯塚市立岩遺跡
鉄製素環頭刀子の柄に巻かれていたものなど3例
2.春日市 須玖岡本遺跡
鏡片に付着
3.春日市 門田遺跡
鉄剣に付着
4.大宰府市 吉ヶ浦遺跡
人骨に付着
『その他』
『絹布片』
佐賀県三田川町 吉野ヶ里遺跡
中期後半 甕棺内から絹布片20例
朝日北遺跡絹布片
長崎県島原市 三会村遺跡
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