2016年1月25日月曜日

レビ族のモーセとアロン:レビの子孫-大司祭の系譜

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 出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦

 ≪レビ族のモーセとアロン:レビの子孫-大司祭の系譜≫

 『歴代誌』ウィキペディアによれば、

 (れきだいし, ヘブライ語: דברי הימים‎ Dibhrēy hayYāmīm 

  ディブレー・ハイ=ヤーミーム、

  英: Books of Chronicles)は

 旧約聖書におさめられたユダヤの歴史書。

 歴代誌という書名は

 聖書の日本語訳者によって様々に表記され、

 歴代志[1]、

 歴代史[2]、

 歴代の書[3]、

 歴代誌略[4]などとも表記される。

 2巻に分かれており、

 ダビデの死までが書かれた巻は

 上や第一、第一巻などと呼ばれ、

 バビロン捕囚までが書かれた巻は

 下や第二、第二巻などと呼ばれる。

 『サムエル記』『列王記』と内容が重複している。

 ユダヤ教では「預言書」でなく

 「諸書」の1つになっている。

 キリスト教では歴史書として

 『列王記』と同列に扱われ、

 その後におさめられている。

 『歴代誌』(ラテン語:Chronica)

 という題名はヒエロニムスが

 初めて使用したものである。

 ギリシア語聖書では『パレレイポメナ』

 (省略されたもの)というタイトルがついていて、

 『列王記』などの歴史書の補足という

 意味合いをもたされている。

 この書物の原作者は、

 伝統的にエズラであると伝えられている。

 文体や記述法が似通っているため、

 批評学的『エズラ記』『ネヘミヤ記』と

 同じ著者グループによって

 かかれたものではないかと考えられている。

 歴代誌上:目次  

 1章(アダムからアブラハムまでの系図|

    アブラハムの子孫|エドムの王)

 2章(イスラエルの子ら|ユダの子孫|カレブの子孫|

    エラフメエルの子孫|カレブのほかの子孫)

 3章(ダビデの子孫)

 4章(ユダの子孫 - もう一つのリスト)

 5章(ルベンの子孫|ガドの子孫|

    ヨルダン川東のマナセの子孫|

    レビの子孫-大祭司の系譜)

 6章(レビの一族|詠唱者|レビ族の居住地)

 7章(イサカルの子孫|ベニヤミンの子孫|

    ナフタリの子孫|マナセの子孫|

    エフライムの子孫|アシェルの子孫)

 8章(ベニヤミンの子孫 - もう一つのリスト)

 9章(補囚期の後、エルサレムに住んだ者)

 10章(サウルの死)

 11章(ダビデ王の登場~)

 12章(~ダビデ王の登場)

 13章(神の箱を迎えに行く)

 14章(ダビデ王の勢力増大)

 15章(神の箱を迎えに行く)

 16章(神の箱の前で儀式を始める)

 17章(ナタンの預言|ダビデ王の祈り)

 18章(ダビデの戦果|ダビデの重臣たち)

 19章(アンモン、アラムとの戦い~)

 20章(~アンモン、アラムとの戦い)

 21章(ダビデの人口調査~)

 22章(~ダビデの人口調査|神殿造営の準備)

 23章(レビ人の任務)

 24章(祭司の組織|その他のレビ人)

 25章(詠唱者)

 26章(門衛|他のレビ人の任務)

 27章(軍隊の組織|王室財産の管理)

 28章(ダビデによる神殿建築の宣言)

 29章(神殿建築のための寄贈|ダビデの祈り|

    ソロモン王の即位)


     アブラハム
       │
            ヤコブ
       │
             レビ
       │
            ケハト(コハテ)
       │
           アムラム(妻ヨケベド)
       │
       │
       ├モーセ(妻ツイポラ)
       │
       └アロン(妻エリセバ)
         出エジプト記6-23
   

      モーセ(妻ツイポラ)
       │
       ├エリエゼル Eliezer
       │
       └ゲルショム Gershom

     エリエゼル Eliezer
       │
     レハビヤ(レハビヤフ) Rehabiah
       │
      イシア(イシャワ) Isshiah


ガドの子孫

 5:11 

  ガドの子孫は、

  ルベンの子孫に向かい合って

  バシャンの地に住んで、サルカにまで及んだ。

 5:12 
 
  その頭ヨエル、次のシャファム、

  更にヤナイとシャファトがバシャンにいた。

 5:13 

  その家系に属する兄弟はミカエル、メシュラム、

  シェバ、ヨライ、ヤカン、ジア、エベルの

  七人である。

 5:14 

  これらはアビハイルの子孫である。

  このアビハイルの父はフリ、祖父はヤロア、

  更にギレアド、ミカエル、エシシャイ、

  ヤフド、ブズとさかのぼる。

 5:15 

  グニの孫でアブディエルの子であるアヒ、

  彼がその家系の長であった。

 5:16 

  彼らはギレアド、バシャン、その周辺の村落、

  更にシャロンの牧草地全域の隅々にまで住んでいた。

 5:17 

  彼らは皆、

  ユダの王ヨタムとイスラエルの王

  ヤロブアムの時代に登録された。

 5:18 

  ルベンとガドの子孫およびマナセの半部族は、

  盾と剣を取る者、弓を引く者、

  戦いに熟練した兵士から成る

  四万四千七百六十人の戦闘員を持っていた。

 5:19 

  彼らはハガル人、エトル、ナフィシュ、

  ノダブの諸族と戦った。

 5:20 

  彼らは戦いに際して神に助けを求め、

  その信頼のゆえに祈りは聞き入れられて

  敵に打ち勝つ助けを得、

  ハガル人とそのすべての援軍が

  彼らの手に渡された。

 5:21 

  奪った家畜は、らくだ五万頭、羊二十五万匹、

  ろば二千頭、人は十万人に及び、

 5:22 

  多くの敵に傷を負わせ、倒した。

  彼らが神によって戦ったからである。

  彼らは捕囚として連れ去られるまで、

  ハガル人に代わってその地に住んだ。

  ヨルダン川東のマナセの子孫

 5:23 

  マナセの半部族に属する者は、

  バシャンからバアル・ヘルモン、セニル、

  ヘルモン山に至る地に住んだ。

  その数は多かった。

 5:24 

  その家系の長は次のとおりである。

  エフェル、イシュイ、エリエル、アズリエル、

  イルメヤ、ホダウヤ、ヤフディエル。

  彼らは名高い勇士で、その家系の長であった。

 5:25 

  しかし、彼らは先祖の神に背き、

  神が昔滅ぼされたその地の民の神々を

  慕って姦淫した。

 5:26 

  イスラエルの神は、アッシリアの王プル、

  すなわちティグラト・ピレセルの心を

  動かされたので、

  彼はルベンの部族、ガドの部族、

  マナセの半部族を捕囚として連れ去り、

  ヘラ、ハボル、ハラ、ゴザン川に

  彼らを引いて行った。

  彼らは今日もなおそこにいる。

 レビの子孫――大祭司の系譜

 5:27 

  レビの子はゲルション、ケハト、メラリ。

 5:28 ケハトの子はアムラム、イツハル、

  ヘブロン、ウジエル。

 5:29 

  アムラムの子はアロン、モーセ、ミリアム。

  アロンの子はナダブ、アビフ、エルアザル、

  イタマル。

 5:30 

  エルアザルにはピネハスが生まれ、

  ピネハスにはアビシュアが生まれ、

 5:31 

  アビシュアにはブキが生まれ、

  ブキにはウジが生まれ、

 5:32 

  ウジにはゼラフヤが生まれ、

  ゼラフヤにはメラヨトが生まれ、

 5:33 

  メラヨトにはアマルヤが生まれ、

  アマルヤにはアヒトブが生まれ、

 5:34 

  アヒトブにはツァドクが生まれ、

  ツァドクにはアヒマアツが生まれ、

 5:35 
 
  アヒマアツにはアザルヤが生まれ、

  アザルヤにはヨハナンが生まれ、

 5:36 

  ヨハナンにはアザルヤが生まれた。
 
  ソロモンがエルサレムに建てた神殿で

  祭司として仕えたのは、このアザルヤである。

 5:37 

  アザルヤにはアマルヤが生まれ、

  アマルヤにはアヒトブが生まれ、

 5:38 

  アヒトブにはツァドクが生まれ、

  ツァドクにはシャルムが生まれ、

 5:39 

  シャルムにはヒルキヤが生まれ、

  ヒルキヤにはアザルヤが生まれ、

 5:40 

  アザルヤにはセラヤが生まれ、

  セラヤにはヨツァダクが生まれた。

 5:41 

  主がネブカドネツァルの手によって

  ユダとエルサレムの人々を

  捕囚として連れ去らせたとき、

  このヨツァダクも引いて行かれた。

 第6章

 レビの一族

 6:1 

  レビの子は、ゲルション、ケハト、メラリ。

 6:2 

  ゲルションの子らの名は次のとおりである。

  リブニ、シムイ。

 6:3 

  ケハトの子は、アムラム、イツハル、ヘブロン、

  ウジエル。

 6:4 

  メラリの子は、マフリ、ムシ。

  レビの氏族をそれぞれの父祖に従って記すと
 
  次のようになる。

 6:5 

  ゲルションの子孫は、息子がリブニ、
 
  孫がヤハト、更にジンマ、

 6:6 
 
  ヨア、イド、ゼラ、エオトライと続く。

 6:7 

  ケハトの子孫は、息子がアミナダブ、孫がコラ、

  更にアシル、

 6:8 

  エルカナ、エブヤサフ、アシル、

 6:9 

  タハト、ウリエル、ウジヤ、シャウルと続く。

 6:10 

  エルカナの子は、アマサイ、アヒモト、

 6:11 

  エルカナ。エルカナの子孫は、

  息子がツォファイ、孫がナハト、

 6:12 
  
  更にエリアブ、エロハム、エルカナと続く。

 6:13 

  サムエルの子は、長男ヨエル、次男アビヤ。


 6:14 

  メラリの子孫は、マフリ、その息子がリブニ、

  孫がシムイ、更にウザ、

 6:15 

  シムア、ハギヤ、アサヤと続く。

 詠唱者(1)

 6:16 

  神の箱が安置されたとき以来、

  ダビデによって主の神殿で

  詠唱の任務に就けられた者は次のとおりである。

 6:17 

  ソロモンがエルサレムに主の神殿を築くまで、

  彼らは幕屋、

  すなわち臨在の幕屋の前で詠唱者として仕え、

  その規則に従って任務に就いた。

 6:18 

  この任務に就いた者とその子孫は

  次のとおりである。

  ケハトの子孫では、詠唱者ヘマン。

  その父はヨエル、祖父はサムエル、

 6:19 

  更にエルカナ、エロハム、エリエル、トア、

 6:20 

  ツフ、エルカナ、マハト、アマサイ、

 6:21 

  エルカナ、ヨエル、アザルヤ、ツェファンヤ、

 6:22 

  タハト、アシル、エブヤサフ、コラ、

 6:23 

  イツハル、ケハト、レビ、イスラエルとさかのぼる。

 6:24

  ヘマンの右側に立って任務に就く兄弟アサフ。

  その父はベレクヤ、祖父がシムア、

 6:25

  更にミカエル、バアセヤ、マルキヤ、

 6:26 

  エトニ、ゼラ、アダヤ、

 6:27 

  エタン、ジンマ、シムイ、

 6:28 

  ヤハト、ゲルション、レビとさかのぼる。

 6:29 

  ヘマンの左側に立つ彼らの兄弟たちは、

  メラリの子孫。

  その一人のエタンは、父がキシ、

  祖父がアブディ、更にマルク、

 6:30 

  ハシャブヤ、アマツヤ、ヒルキヤ、

 6:31 

  アムツィ、バニ、シェメル、

 6:32 

  マフリ、ムシ、メラリ、レビとさかのぼる。

 6:33 レビ族の他の兄弟たちは、

  神殿の幕屋のあらゆる任務に割りふられた。

 6:34 

  アロンとその子孫は、

  焼き尽くす献げ物の祭壇で献げ物を

  燃やして煙にし、香の祭壇で香をたき、

  至聖所におけるあらゆる務め、

  イスラエルのための贖いの務めを続けた。

  彼らは、

  神の僕モーセが命じたことをすべて守った。

 6:35 

  アロンの子孫は次のとおりである。

  息子がエルアザル、孫がピネハス、

  更にアビシュア、

 6:36 

  ブキ、ウジ、ゼラフヤ、

 6:37 

  メラヨト、アマルヤ、アヒトブ、

 6:38 

  ツァドク、アヒマアツと続く。

  レビ族の居住地

 6:39 

  レビ族はその領域内の居住地に、

  次のように定着した。

  ケハトの氏族に属するアロンの子孫には、

  彼らに当たったくじによって、

 6:40 

  ユダの地のヘブロンと

  その周辺の放牧地が与えられた。

 6:41 

  ただし、

  この町の畑と町に属する村は

  エフネの子カレブに与えられた。

 6:42 

  またアロンの子孫には、

  逃れの町ヘブロン、リブナとその放牧地、

  ヤティル、エシュテモアとその放牧地、

 6:43 

  ヒレズとその放牧地、デビルとその放牧地、

 6:44 

  アシャンとその放牧地、

  ベト・シェメシュとその放牧地、

 6:45 

  ベニヤミン族の中のゲバとその放牧地、

  アレメトとその放牧地、

  アナトトとその放牧地が与えられた。

  彼らの町は合計十三で、

  各氏族のものとなった。

 6:46

  ケハトの他の子孫には、

  半部族、すなわちマナセの半部族の諸氏族から、

  十の町がくじによって与えられた。

 6:47 

  ゲルションの子孫には、

  氏族ごとに、イサカル族、アシェル族、

  ナフタリ族、

  バシャンに住むマナセ族から

  十三の町が与えられた。

 6:48 

  メラリの子孫には、

  氏族ごとに、ルベン族、ガド族、ゼブルン族から

  十二の町がくじによって与えられた。

 6:49 

  イスラエルの人々は、

  レビ人にこれらの町々とその放牧地を与えた。

 6:50 

  彼らはユダの子孫の部族、シメオンの子孫の部族、
  ベニヤミンの子孫の部族の中から、

  名を挙げられたこれらの町々を

  くじによって分け与えた。

 6:51 

  ケハトの子孫の氏族のあるものは、

  エフライム族から町々を

  自分たちの領域として受け取った。

 6:52 

  彼らに与えられたのは

  エフライム山地にある逃れの町

  シケムとその放牧地、ゲゼルとその放牧地、

 6:53 

  ヨクメアムとその放牧地、

  ベト・ホロンとその放牧地、

 6:54 

  アヤロンとその放牧地、

  ガト・リモンとその放牧地である。

 6:55 

  マナセの半部族からはアネルとその放牧地、

  ビルアムとその放牧地が、

  ケハトの子孫の他の氏族に与えられた。

 6:56 

  ゲルションの子孫には、

  マナセの半部族の氏族から

  バシャンにあるゴランとその放牧地、

  アシュタロトとその放牧地が与えられた。

 6:57 

  また、イサカル族からはケデシュとその放牧地、

  ダベラトとその放牧地、

 6:58 

  ラモトとその放牧地、アネムとその放牧地、

 6:59 

  アシェル族からはマシャルとその放牧地、

  アブドンとその放牧地、

 6:60 

  フコクとその放牧地、レホブとその放牧地、

 6:61 

  ナフタリ族からはガリラヤにある

  ケデシュとその放牧地、ハモンとその放牧地、

  キルヤタイムとその放牧地が与えられた。

 6:62 

  メラリの他の子孫には、

  ゼブルン族からリモノとその放牧地、

  タボルとその放牧地、

 6:63 

  またエリコ近くのヨルダンの向こう側、

  ヨルダンの東側では、

  ルベン族から荒れ野にある

  ベツェルとその放牧地、

  ヤハツとその放牧地、

 6:64 

  ケデモトとその放牧地、メファアトとその放牧地、

 6:65 

  また、

  ガド族からギレアドにあるラモトとその放牧地、

  マハナイムとその放牧地、

 6:66 

  ヘシュボンとその放牧地、

  ヤゼルとその放牧地が与えられた。

 「出エジプト記・歴代誌上」

 歴代誌
 出エジプト記6章
 歴代誌上5章
 歴代誌上6章
 大司祭の系譜
 レビ族の系図(歴代誌では最も注目されている)
 モーセの兄、アロンの系譜

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