2014年1月10日金曜日

卑弥呼がもった一番最初の名乗り


 『Yahoo!天気・災害
 『Matのジオログ

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録31:26頁

 では卑弥呼の名として『記・紀』に登場する

 大日霎の貴やアカルヒメなどの名は、

 どういう意味の、いつの名なのであろう?。

 ここで彼女の名や名乗りを完全に整理してしまおう。

 そのためには、まず最初に明確にしておく必要のある問題がある。

 それは彼女がもつ多くの名乗りの内、どれが一番古い、

 もとになった名詞だったかを確認しておかないと、

 結論を狂わせるからである。

 それは意外にも、これまで最も軽視されてきたアカルヒメだった。

 阿加流比売(大学講義録14の28頁参照)は、

 『古事記』応神天皇記中の『天の日矛』の注に、

 小さく「難波(ナニワ)の比売碁曾の神の名」と書かれた

 「比売碁曾(ヒメゴソ)=卑弥呼尊(ヒメゴソ)」の別名である。

 このアカル姫という名前は誰でも日本語だと思うし、

 さらにナニワ=難波・浪速は、一層、日本的な地名にみえると思う。

 だが実は、この名乗りと地名の二つとも、

 これまた海外からやってきた名で、

 やはりギリシャ語の名詞だったのである。

 古代ギリシャ帝国の最西端にあった国の名は

 「Ακαρνανια Akarnania アカルナニア国」。

 原音はナニアだが、当て字の難波・浪速の「波・速」が「ハ」と読まれたために、

 私たちが助詞の「ハ」を「ワ」と発音するように

 「ナニワ」になったと簡単にわかるから、

 「アカル」「ナニワ」の語源は、

 この国名・アカルナニアだったと、

 明確に断定できるのである。

 《卑弥呼がもった一番最初の名乗り
 「卑弥呼がもった一番最初の名乗り

 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》 

0 件のコメント:

コメントを投稿