2013年5月31日金曜日

古代日本に実在したギリシャ宗教



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録24:6頁

 《古代日本に実在したギリシャ宗教
 「古代日本に実在したギリシャ宗教

 これだけで、さきに疑問点としてあげた、

 我が国では

 ① 単なる説話に過ぎなかったものを『記・紀』編集者が、

   歴史の空白を埋めるために利用したのか、

   それとも

 ② 真実の歴史を解りやすくするために、神話をモジって、

   それに当てはめて書いたのか、

 ③ それ以外の何か大きな理由があったのかといった問題に、

   確実な答が出ている。

 それは一部は②にも当てはまるが、

 厳密にいえば①②ではなく、

 ③の「大きな理由があった」に当たる。

 その「大きな理由」とは、

 天照大神の実体が天空神・ゼウス信仰から、

 太陽神・アポロン信仰に変わり、海の神(ワタツミ)への信仰も、

 男性神のポセイドン信仰から、女神・アルテミス信仰である

 月読の尊信仰に変わったことが読み取れることである。

 そのギリシャの神々への信仰があったからこそ、

 次の段階で②の

 「真実の歴史を解りやすくするために、

  神話をモジって当てはめて書くことができた」のだということになる。

 もし信仰そのものがなかったら、

 いくら話がよくできていても、

 専敬する支配者の父祖の事跡を縁もゆかりもない

 他国の神話に当てはめることなど、

 古代はもちろん現代でもしない。

 なおオリンピックを参考にすれば、

 金銀銅という階級区別はすでに

 アポロン・アルテミス時代に存在していたのである。

 そして銅はいうまでもなく冥界の象徴でなければならない。

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2013年5月30日木曜日

3貴子がアポロンとアルテミスに変わる



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録24:5頁

 《3貴子がアポロンとアルテミスに変わる
 「3貴子がアポロンとアルテミスに変わる

 だがそれ以上にアポロンには重大な特徴がある。

 それはすでに見たように黄金の馬車や、

 黄金の弓矢が物語るように、

 「黄金」が彼の象徴であることである。

 「アルテミス」

 これに対して「月の女神」アルテミスは、

 白馬に引かれる銀の馬車に乗って東から西へ夜空を駆け抜け、

 銀の弓に銀の矢をつがえて白銀の光を射る銀の女神でもあった。

 それだけではない。

 彼女は海の潮を、

 その銀の鎖で高く引き寄せて満潮を作り、

 また西に引き寄せて連れて行き、

 広い海底を露出させる干潮を起こす力ももっている。

 それは彼女が健康でまるまると太っていると力強く、

 ほっそりと痩せ細ると力を失うので、

 彼女の仕業だと万人が知っていた。

 海を本当に支配しているのは、

 もうポセイドンではなく、

 アルテミスなのだという信仰が生まれたのである。

 我が国の3貴子の月読の尊が月齢を読んで

 海を支配したというのと完全に表裏一体になる。

 するとアポロンもまた、

 昼間の世界ではゼウスよりも、

 文字通り「輝かしい」神だから、

 真の天空の支配者ということになる。

 こうしてギリシャでは信仰の内容そのものが変化した。

 それを我が国でも『記・紀』が、

 日の神・天照大神と

 素戔嗚の尊の事件や月読の尊の出現として挙げている。

 これはギリシャの神々の存在を信じる信仰が、

 卑弥呼以前の我が国に実在していた証拠である。

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2013年5月29日水曜日

重要なギリシャ3貴子延生譚の続き



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録24:3~4頁

 《重要なギリシャ3貴子延生譚の続き
 「重要なギリシャ3貴子延生譚の続き

 大学講義録23号では

 天照大神ら3貴子誕生の記事がギリシャ宗教の信仰によるもので、

 それを実在者であることの確かな卑弥呼らの誕生に、

 当てはめた歴史記述があったことを立証した。

 だがこれは見方によっては、

 ギリシャ神話をそのまま使っただけの説話に過ぎず、

 歴史ではないと錯覚され兼ねない。

 事実、

 在来の日本史学者や神話学者、

 とくに戦後の唯物史観主義者は、

 『記・紀』の神話部分どころか、

 史実かどうかは別として有史部分までを、

 すべて杓子定規に「説話=作り話」だと主張している。

 だからここで、

 ギリシャ神話の3貴子誕生譚をさらに追及して、

 我が国では

 ① 単なる説話に過ぎなかったものを『記・紀』編集者が、

   歴史の空白を埋めるために利用したのか、

   それとも

 ② 真実の歴史を解りやすくするために、

   神話をモジって、それに当てはめて書いたのか、

 ③ それ以外の何か大きな理由があったのかといった、

   確実な答を見つけ出すことがどうしても   必要である。

 その答がギリシャ神話にある。

 それは3貴子誕生譚の続きである

 ゼウスの息子・アポロンと、

 その双生児の姉・アルテミスの話である。

 要点だけお話ししよう。

 アポロンはご存じの通り「太陽神」で、

 「βοινοσ ボイノス 輝く者」と呼ばれ、

 毎朝、

 東の宮殿から黄金の馬車に乗って空を駆け、

 世界を明るく照らして西の地平線に駆けくだる。

 彼は、

 ピュティアと呼ばれる巫女が、

 テミスの神託を告げていたデルポイの、

 神殿を守る大蛇・ピュトンと黄金の弓矢で闘って、

 神殿にある洞窟に追い詰めて射殺し、

 神殿を自分のものにして神託する。

 彼はまた疫病によって人間を罰する。

 大蛇を退治し疫病の神でもあるのは、

 我が国の素戔鳴(スサノオ)尊が八俣大蛇を退治し、

 疫(やく)病神と呼ばれているのと同じである。

 またその名のアポロンは、南九州語では「アポドン・アホドン」になるから、

 「阿日(ホ)殿」と当て字できる。

 これは太陽神を指す名としてごく自然であるだけでなく、

 後世の天皇の名の中にもぴったり一致するものがある。

 それは継体天皇の名乗りであって、

  『古事記』には「袁本抒」、

 『日本書紀』には「男大迹」と書かれて、

 どちらも「オホド」と読まれてきたが、

 これは阿日殿は

 「阿=オ 日=ホ 殿=ドン」とも読めるので、

 オホドン命、オホドン天皇に、完全に一致する。

 この名のうち、袁本抒の「抒」は、

 植物名として読むと「ドングリ」だから、

 前半だけを利用して「オホドン」と読ませた可能性が高い。

 天皇を「アホ殿」と呼ぶことはないとも限らない。

 オホは大で倭でもあるから大国主なら敗者で、

 蔑称で呼ばれても仕方がないからだが、

 継体天皇の名乗りは短く、

 彼と欽明天皇とは血縁が遠い証拠が多く、

 本来は阿日殿だった名から

 「阿呆」という関西語の蔑称が生まれた可能性は高い。

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2013年5月28日火曜日

完全にパーリ語だった『神功皇后紀』の原文



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:33~34頁

 《完全にパーリ語だった『神功皇后紀』の原文
 「完全にパーリ語だった『神功皇后紀』の原文


 下記の最初の名は、

 皇后が天皇の死後、齋宮に入って自ら

 「先に天皇に教えられた神の名は何というのかお教え下さい」と祈ると、

 7日7夜後に、神託があった神名である。

 在来の学者はこの大半を「枕言葉」だと説明しているが、

 パーリ語では全く別の意味になる。

 『神功皇后紀』の神名と登場人物

 撞    つき    パーリ語 thuti      ツチ       賞賛

 賢木   さかき   パーリ語 sakkacca    サッカッチャ    うやうやしく、尊敬して

 厳    いつ    パーリ語 itthi      イッチー     婦人、女性

 御魂   みたま   パーリ語 uttama     ウッタマ        最高の、最上の

 天疎   あまさかる パーリ語 amacca     アマッチャ      大臣、朝臣

 向(津媛)むか    パーリ語 mukha      ムカ            人り口、門 (の媛)
           (うやうやしく賞賛する最高の婦人で入り口を護る大臣)

 吾瓮   あべ    パーリ語 ava       アヴァ      卑しい

 海人   あま    パーリ語 ava       アヴァ      卑しい

 烏麻呂  おまろ   パーリ語 oma      オマ       卑しい(ロは国)の王

 吾彦男  あびこなん  パーリ語 abhikkhanam  アピックァナン 常に、しばしば

 垂    たる        パーリ語 tara      タラ       渡る

 見    み          パーリ語 ummi       ウミ       波
                                                      (常に波=河や港を渡る)人

 阿利   あり        パーリ語 ari       アリ       敵

 那礼   なり        パーリ語 nari        ナリ       女性、婦人
                                                         (河川の名)→女性の敵の河

 波沙寐錦 はさまきむ  パーリ語 hasamanakam  ハサマナカム  冗談 (冗談のうまい男)
                                                 (ナ は助詞として自由にはさめる)

 徽叱   みし        パーリ語 missi      ミッシー   

 己知   こち        パーリ語 koci       コチ        頂点、千万(億)、多数

 波珍   はちん      パーリ語 hattin     ハッチン     牡象
                       (多数を団結させる=まとめ上手な牡象のような王)

 パーリ語で読めるこうした部分は、

 パーリ語が盛んに使われた卑弥呼時代の特徴であって、

 間違いなく卑弥呼の歴史だから、

 これもまた

 「別の視点からみても、

  神功皇后は間違いなく卑弥呼である」という事実の、

 動かない大きな証拠なのである。

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2013年5月27日月曜日

武内宿祢は沖縄パーリ語に南九州で当て字した名



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:32頁

 《武内宿祢は沖縄パーリ語に南九州で当て字した名
 「武内宿祢は沖縄パーリ語に南九州で当て字した名

 以上を確かめる傍証として、

 ソナカの妻としての卑弥呼の歴史である

 『神功皇后紀』の、

 登場者名や言語が何語で書かれているかを、

 念のため、つけ加えて調べてみよう。

 『神功皇后紀』の登場人物名

 武内  パーリ語  takketi  タッケチ     思索する。選択する。信じる

 宿祢  パーリ語 sukhin   スクィン・スキヌ 幸。福徳を具えた人。(指宿)

 足尼  パーリ語  sikhini   スクィニ・スキニ 幸福な女性。福徳を具えた婦人。

      (沖縄語では 足 はスク。沖縄語の「ニ=尼」は南九州語では「ネ=祢」になる)

 中臣  パーリ語 nakkhat  ナッカット    星、星祭、占星術(nakkhat+ン=臣(トン))

                   (星の発音ホシは、藤原と同じく百済が語源)

 烏賊津 パーリ語 ikkhati   イッカチ     見る     (星見=占星者)
 (いか)

                 (沖縄語では「津」は「チ」と発音するから、イッカチになる)

             (中臣烏賊津使主は「審神者(さには)」として神の言葉を占う家臣)

 使主  パーリ語 ummi     ウムミ      波(沖縄語「ウ」は南九州語「オ」)
 (オミ)
      パーリ語  ummisati  ウミサチ     開眼(海幸は開眼して臣下になった)
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2013年5月26日日曜日

8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:31頁

 《8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養
 「8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養

 しかし、

 『古事記』は原典から訳したものではなくても、

 真実の歴史を知っていた人物が、

 『日本書紀』のウソが我慢できずに、

 大和朝定の強大な政治権力に対抗して、

 真実の歴史を後世に伝える目的で書いたものである。

 これが一つしかないはずの『正史』が、

 2つ同時に存在する世界にも例のない不思議な謎の答えである。

 この『古事記』編集の動機がわかれば、

 それが『日本書紀』完成後でないと

 生まれない時間的な鉄則があることが理解できる。

 厳密にいえば『古事記』は、

 『日本書紀』の解説書に分類すべきものなのである。

 しかし『古事記』は、

 パーリ語

 サンスクリット語

 ギリシャ語

 マレー語

 宗教哲学の、

 膨大な知識で書かれた『日本書紀』を活用して、

 20世紀の学者たちさえまるで

 見抜けなかったほどの技巧駆使して、

 名詞や単語、短文の中に重大な告発を

 秘めることに成功した高度の作品なのである。

 この事実は『古事記』編集者が、

 当時の世界の人々と比較しても、

 非常に希な知性と、

 高く広範な教養の持ち主だったことを、

 強力に裏書きしているのである。

 それほど素晴らしく高く世界に誇れる私たちの祖先の遺作を、

 これまで子供だましの昔話と同列の神話などとしか見ず、

 野蛮で幼稚な妄想的作品と決め付けたのは、

 真の解明努力を怠った真実を見抜く能力のない学者らの罪で、

 余りにも無礼でむごい濡れ衣だったのだ。

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2013年5月25日土曜日

『古事記』の正体を自ら暴露した記事



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:30頁

 《『古事記』の正体を自ら暴露した記事
 「『古事記』の正体を自ら暴露した記事

 今「雉の頓(ひた)使い(行ったきり帰らない)」

 という諺があるが、それはこの話がもとだ。

 下照姫の泣声が届いたので、

 天津国玉たちは天降って喪屋を作って八日八夜、喪に服した。

 そこへ阿遲志貴高日子根の神(アレクサンドロス)が弔問にきた。

 すると家族はその手足にすがって泣き悲しんだ。

 それは彼が若日子にそっくりだったからである。

 しかし阿遲志貴高日子根の神は怒った。

 「私は親友だからこそ弔いに来たのに、

  汚らわしい死人と間違えた上、

  汚れた手でさわった…」

 といって十掬(とつか)の剣で抜き打ちに喪屋を倒り倒した。

 それが落ちて美濃の河上にある喪山になった。

 その太刀の名は

 大量(ウハカリ)(upakarin ウパカーリン 援助者(すけっと)・堡塁(とりで))

 または神度(シンド=印度)の剣という。

 阿治志貴高日子根・味耜高彦根→

 阿爾(アレ)之貴(キ)・高(サン)・日(サン)・子(サン)・根(タラス)。

 この高(サン)はアラブ語、日(サン)・子(サン)はインド-アーリア語だ。

 『古事記』の名詞は『日本書紀』の名詞を分かりやすく当て字化したもので、

 パーリ語の原文を知らないことがわかる。

 『日本書紀』にない付け足しの部分は、

 もとの史書にあったものではなく、別の伝承からとったものである。

 そのため史実なら天照大御神と下照姫、

 また高御産巣日の神と思金の神(takkti=武内宿祢)は同一人だから、

 ダブることは絶対にないのに、

 ここでは全くの別人として書かれて、

 編集者の無知を立証している。



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2013年5月24日金曜日

パーリ語版『古事記』 『天の若日子物語』



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:29頁

 《パーリ語版『古事記』 『天の若日子物語』
 「パーリ語版『古事記』 『天の若日子物語』

 以上の『日本書紀』の『天の稚彦物語』と

 『古事記』の『天の若日子物語』とを比較してみると、

 同じ物語りなのに根本的な違いがある。

 その違いに注意しながら見てもいこう。

 まず神の名の当て字が異なる。

 「高御産巣日の神(高皇産霊尊)と

  天照大御神(『日本書紀』にはいない)とが諸神に、

  葦原中国に行かせた天の菩比(ホヒ)の神(穂日の命 繁栄王子)が

  久しく報告しない。

  次は維がいいか?」ときくと、

  思金の神(takketi 思索・選択=武内宿祢=『日本書紀』にはない)が

 「天の若日子がいい」と答えたので降らせたが、

  彼もまた大国主の娘・下照比売と結婚して王になるつもりで

  8年間も報告しない。

  そこで

  雉(kitti キッチー 名声、賞賛)の

  鳴女(nati ナーチ 親族 ナチ→ナキ +女)に、

 「若日子に葦原国の荒(あら)神を説得にやったのに

  報告もしないのはなぜかと問え」と命じた。

 鳴女が門前のの湯津楓(カエデ)からそれを告げると、

 佐具女(sagameyya サガメイヤ 同郷の 十女)が聞いて若日子に

 「嫌な声の鳥を殺して」と頼み、

 若日子は鳴女を射殺した。

 胸を射抜いた矢は

 天の安河にいた高木(タケチ)神(高御産巣日の神)のところまで飛んで行った。

 高木神は

 「着いた血が敵を射た血なら若日子に当たるな。

  命令に背いた血なら麻賀礼(禍(まが)あれ)」といって、

 矢があけた穴から落とすと若日子の高胸坂に命中した。

 これが「還(かえ)し矢」のたとえのもとだ。

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2013年5月23日木曜日

ソナカ(稚彦)の死とアレクサンドロスの弔問



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:28頁

 《ソナカ(稚彦)の死とアレクサンドロスの弔問
 「ソナカ(稚彦)の死とアレクサンドロスの弔問

 ところが、

 その矢が『知恵名声王』のからだを貫き、

 通り抜けて『思索帝』(高皇産霊尊)のところまで飛んでいく。

 『思索帝』はその血ぬられた矢を見て

 「稚彦は戦っている。この矢もいるだろう」と地上へ投げ返す。

 するとその矢は真っ直ぐ元の場所に落ちて、

 食後、横になって寝ていた稚彦の胸をつらぬき、稚彦は死ぬ。

 今「返し矢、恐るべし」という諺があるのは、

 このことをいうのだ。

 そのとき『微笑む長老尼』(下照姫)がなき悲しむ声が天に届いたので、

 『天の雉王』(天の国玉)は稚彦の死を知り、

 『運び馬』

 (疾風(はやて) hayati 馬、速力 harati 運ぶ、持ってくる)をやって、

 稚彦の死体を天に運ばせ、服喪中、死者を入れる喪屋を建てて殯(もがり)をした。

 すると葦原中国の稚彦の友人・アレクサンドロス(味耜高彦根神)が弔問に訪れた。

 彼は稚彦によく似ていたので、

 家族たちは稚彦が帰ってきたと大喜びした。

 アレクサンドロスは

 「友情で遠くまで弔いに来てやったのに、

  死人と間違えるとは無礼な」と

 かんかんに怒って、

 『援助者(すけっと)』

 (大葉刈 upakarin ウパカーリン 援助者・堡塁)

 という名の剣で喪屋を斬り倒した。

 喪屋は地上に崩れ落ちて山になった。

 今、美濃の藍見(あいみ)川上流にある喪山がそれだ。

 世間では死人に間違われることを忌み嫌う。

 それはこの事件がもとになっているのである。

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2013年5月22日水曜日

パーリ語版『日本書紀』『天の稚彦物語』



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:26~27頁

 《パーリ語版『日本書紀』『天の稚彦物語』
 「パーリ語版『日本書紀』『天の稚彦物語』

 《物語りをパーリ語の意味で読んでみると》

 次は、この物語りを、

 以上のパーリ語の名がもつ意味によって読んでみる。

 それが合理的に読めれば、

 間違いなくパーリ語で書かれた原典の『史書』があった証拠になるが、

 反対に意味不明になれば、

 そんな『史書』はなくて、

 その一致は不思議な謎にすぎないことになる。

 《パーリ語版『日本書紀』『天の稚彦物語』》

 賢明な『思索帝』

 (高皇産霊尊=高木の神 takketi 思索・選択・信=武内宿祢)が

 葦原中国を平定するため先ず『繁栄王子』(天の穂日の命 hohi 繁栄せよ)を

 派遣したが大悪魔(大己貴の神 namuci 悪魔)に味方して、

 三年もたつのに報告もしない。

 そこで『繁栄王子』(穂日の命)の子・

 『勇猛王子』

 (大背飯の三熊大人=武三熊大人、 ussaha ウッサーハ+ン 勇猛な、能力者)を

 派遣したが、ごれもまた父に従ってしまう。

 そこで今度は

 『天の雉王』(国玉 kuntani 雉)の王子・天の稚彦を派遺したところ、

 葦原中国の『微笑む季節の雉王』(顕国玉 utu 時、季節 sita 微笑 kuntani 雉)の

 娘・『微笑む長老尼」(下照姫 sita 微笑 their チリ 長老尼)と結婚して、

 これまた長い間、報告もない。

 そこで『思索帝』(高皇産霊尊)は、

 『知恵名声王』

 (無名雉 nana ナーナ 知恵 kitti キッチー 名声、賞賛 kuntani 雉(国玉)を

  状況偵察にやる。

 彼(雉)は、稚彦の門前に生えている

 素馨(そけい)の木

 (湯津杜木 yuthika ユーチカー 索馨・ジャスミンの一種)の陰から

 屋敷内の様子をうかがう。

 すると稚彦と

 『同郷の女』(天の探女 sagameyya サガメイヤ 同郷の、同村の)が

 見つけて「ユーチカーの木に怪しい奴がいます」と警告する。

 そこで稚彦は弓で射て『知恵名声王』を射殺してしまう。

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2013年5月21日火曜日

『天の稚彦物語』の名詞もパーリ語



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:25頁

 《『天の稚彦物語』の名詞もパーリ語
 「『天の稚彦物語』の名詞もパーリ語

 では、卑弥呼がソナカと結婚して、

 ソナカが早死にした歴史の別伝である

 『天の稚彦』の部分はどうなっているか?。

 『日本書紀』から見ていこう。

 パーリ語で書かれていた登場者名 その他

 高皇産霊尊 別名高木の神    パーリ語 takketi     タッケチ  思索・選択・信じる

                  高木 (タカの大隈語はタケ。キは沖縄・大隅語でチ→武内)

 穂日の命     ほひ   パーリ語 hohi    ホヒ    繁栄せよ

 大己貴の神    なむち  パーリ語 namuci    ナムチ   悪魔 → (大悪魔)

 大脊飯の三熊の大人うさはん パーリ語  ussaha    ウッサーハ 勇猛、能力者 +ン

   武 三熊の大人さんくま パーリ語  sankhuba  サンクバ  動揺、振動

 顕        うつし  パーリ語  utu       ウツ    時、季節 +シ=之

 国玉       くんたま パーリ語  kuntani   クンタニ  雉 → 無名雉

 下        した   パーリ語  sita      シタ    微笑

 下        くだ   マレー語  kuda      クダ    馬

 照姫       てり   パーリ語  their     チリ    長老尼

 無名       ななし  パーリ語  nana   ナーナ      知恵

 雉        キジ   パーリ語  kitti   キッチー    名声、賞賛

 雉        (キジ   パーリ語  kuntani   クンタニ    雉 → 国玉)

 湯津杜木     ゆちかつらパーリ語  yuthika   ユーチカー  ジャスミン・素馨木

 探女       さがしめ パーリ語  sagameyya サガメイヤ  同郷の、同村の

 疾風       はやて  パーリ語  hayati  ハヤチ      馬、速力

 疾風       はやて  パーリ語  harati  ハラチ      運ぶ、持ってくる

 大葉刈      うばかり パーリ語  upakarin ウパカリン  援助者、堡塁

 剣        つるぎ  パーリ語  tharu   ツァルゥ    剣(ツルギは剣王(ギ)

 鳴女       なき   パーリ語  nati    ナーチ      親族(ナチ→ナキ)

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2013年5月20日月曜日

隼人族とは間違いなく扶余人のこと



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:24頁

 《隼人族とは間違いなく扶余人のこと
 「隼人族とは間違いなく扶余人のこと

 これで大化大戦で滅びた当時の、

 百済の朝鮮半島植民地が、

 なぜ百済でなく「扶余国」を名乗っていたか、

 その理由もはっきりわかった。

 扶余という国名は、もう一つ、最も重大な史実を記録している。

 それは「ラ行音」を「ヤ行音」に発音するフランス型発音の南九州語では、

 扶余を「扶羊」と書き変えて「ハヤ」と読み、

 風の名に「扶羊風=ハヤのかぜ」と当て字しているし、

 和歌山県の田辺市にも海岸部に「芳養=ハヤ」という地名があり、

 古来、隼人族移住の痕跡だと信じられている。

 このように南九州系の人は、

 扶余をフルでなく「ハヤ」と発音するから、

 扶余人と書いて「ハヤト」と発音する。

 隼人については古来、

 実にさまざまな憶測が並べられてきているが、

 隼人族とは間違いなく扶余人のことで、

 皇祖・天照大神や、皇宗・素戔嗚の尊は、

 これまでご覧のように、

 『記・紀』が書く通り、

 百済人や高句麗人を生んだ隼人族だったのである。

 その直系を語る万世一系の天皇たちも、

 古来、憶説のあるユダヤ人やカリエン人ではなく、

 ギリシャ系の神々を祭政一致の基本とした、

 隼人族以外のなにものでもない。

 繰り返していうが、

 3世紀の倭国政権連邦人と朝鮮半島人とは、間違いなく同族であった。

 高句麗や百済を外国だなどと思い込んでいては、

 日本の建国史を語る資格はない。

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2013年5月19日日曜日

高句麗=故(ふる)国=扶余(フル)プルトンの国



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:23頁
 
 《高句麗=故(ふる)国=扶余(フル)プルトンの国
 「高句麗=故(ふる)国=扶余(フル)プルトンの国


 では素戔嗚の尊と『ギリシャ神話』の冥界の王・プルトンとの関係はどうなるか……?。

 これも下のようにリストにしてみると、名詞の様々な関連牲がとても詳細によくわかる。

    「日本神話」             「ギリシャ神話」 

 素戔嗚の尊は、根の国=冥界、の支配者。 ギリシャ神話の冥界の王は、プルトン

        子の国(干支のネ=鼠=北)  高句麗の隣国 扶余人の(プルトン)国

        コ(故・古)                故人(こじん)=死者

        子(シ)ン国 シン国             死の(シン)国=冥界

        辛(シン)国 神(シン)国 韓(カン)国 (石余(イワレ)の余はラ行音への当て字)

        カラ国 韓(カラ)国 姶良(カッラ)郡 葛城

 これで根(ネ)とは北を表わす子(ネ)だったこと、それをコやシと読んで、

 古や故から辛・神・韓・姶良・葛城などが派生し、

 また高句麗とは別の国だと思われていた扶余(フル)国が、

 実はプルトンの本国、

 「百済と高句麗はもと扶余(フル)から分かれた」は真実だったこと。

 兄の故国川王という名乗りは、この故(ふる)国=扶余(フル)国と、

 その前身・故国川(くまがわ)=球磨川を指し、

 高麗・高句麗のコマ・クマを指すから、

 高句麗と扶余とは本来一つだったことまでもわかるのである。

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2013年5月18日土曜日

互いに補い合う分裂記録の一覧リスト



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:22頁

 《互いに補い合う分裂記録の一覧リスト
 「互いに補い合う分裂記録の一覧リスト

 「素戔嗚(すさのお)の尊」

 天照大神の弟の素戔嗚の尊が、

 稚武彦であることはわかっているが、

 それを一層、確実に理解するには、

 下のような同一人物の分裂比較一覧リストが効果的である。

   孝霊(垂仁)天皇系譜       高句麗本記   神話   倭人章  仲哀系譜

 夫・大日本根子彦国牽=孝元天皇 故国川王      天の稚彦 ソナカ  仲哀天皇

 姉・倭迹迹日百襲姫       王妃・于(う)氏(牛) 天照大神 卑弥呼  神功皇后

 兄・彦狭島(海幸・狭穂彦)   王子・発岐     月読の尊 狗右制卑狗

 弟・稚武彦(山幸・垂仁天皇)  山上王・位宮    素戔嗚尊 卑弥弓呼素

 しかし『後漢書・東夷・倭』には、

 後漢・安帝の永初元年(107年)に「倭国王・師升」という名が記録されている。

 この「帥升 sui sang スイ サヌー(沖縄語型)→スサノー(南九州語型)」は、

 個人名ではなく名乗りだったから子孫にも引き継がれたのだとわかる。

 素戔嗚という漢字はスサヌオに対する当て字で、なんの意味もないが、

 この「嗚(オ)」を「鳴(メイ)」と間違えて「スサナキ=すさ泣き」と読んだ者が、

 素戔嗚が大人になっても亡き母のいる根の国(冥界)へ行きたいと、

 泣きわめいたとい故事付けをして、

 物語を膨(ふく)らますのに使ったことも読み取れる。

 発岐はホツキと読むと

 「百(ホ)(穂(ホ)・豊(ホ))津王(キ)」だから間違っていない。

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2013年5月17日金曜日

ギリシャ語で書かれた歴史書も実在



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:21頁

 《ギリシャ語で書かれた歴史書も実在
 「ギリシャ語で書かれた歴史書も実在

 それはまた、この部分の記録。

 これまで日本神話と呼ばれてきたものが、

 実は日本最古の史実を書いた『歴史』であり、

 それが当然ギリシャ語で書かれていたことも立証している。

 なぜならパーリ語やその他の言語に訳されてしまうと、

 とうてい元の発音が残らないはずの名詞が全て、

 いま見た通り全くギリシャ語のとおりに、

 漢字に写されているからである。

 だからこそ私たちは、

 真の原名を容易にギリシャ語名に復元することができたのである。

 これまでは、

 太安萬侶(おおのやすまろ)が書いたということになっている

 『古事記』の序文に災いされて、

 我が国には『記・紀』の編集当時までは文字記録がなく、

 稗田の阿礼といった「語り部(べ)」が、

 口承したものを筆記して、

 初めて『記・紀』のような『歴史書』が誕生した。

 と教えられ、また信じられてきた。

 ところが、

 以上で『記・紀』以前に

 『帝王本紀』といった歴史書が確実にあったことが、

 しかもその中には、

 次にみるパーリ語のものと同時に、

 「ギリシャ語で書かれた歴史書」が

 間違いなく実在していたことが証明されたのである。

 『日本書紀』の『欽明天皇紀』の冒頭、2年3月の部分の割り注に、

 「『帝王本紀』には古字、多く有り」と書いてあるのは真実だったことが、

 ここでもまた次々に立証されて、疑問をもつ余地はもう残らない。

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2013年5月16日木曜日

月読の尊は卑弥呼の弟・彦狭島=海幸



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:20頁

 《月読の尊は卑弥呼の弟・彦狭島=海幸
 「月読の尊は卑弥呼の弟・彦狭島=海幸

 「月読の尊」

 天照大神の弟だから卑弥呼=倭迹迹日百襲姫の弟で、

 孝霊天皇の皇子の一人である。

 すでに伊声耆であることの明らかな彦五十狭芹彦でも、

 素戔嗚の尊である推武彦でもないから、

 残るのは唯一人、「彦狭島の命」だけである。

 彼が種子島・屋久島から与那国島までの海の支配者、

 海神・ポセイドンだったとすれば、

 その証拠はどんなものがあるだろう。

 「彦狭島」

 名乗りの頭につく彦は「ゲン=毛の」に対する当て字で、

 ギリシャ人を指すことはすでに考証済みである。

 彼は種子島にいた垂仁天皇の皇后・狭穂姫の兄・狭穂彦だから狭島なのだ。

 狭穂(ほ)は狭日(ほ)で、狭日国すなわち狭日国(さしま)なのであり、

 「狭い」はアイヌ語でタンネ→種子の語源。彼は海幸山幸の海幸だから、

 ぴったり海の支配者・ポセイドンなのだ。
 
 これで天照大神一族の正体は、単なる物語り中の架空の存在ではなく、

 『魏書倭人章』が客観的に記録に残した実在者・卑弥呼と、

 その一族だったことが完全に明らかになり、

 また神話的表現の『三貴子分治』とは、

 現実にあった史実だったことが理解できた。

 そしてそれと同時に、

 その『三貴子分治』はギリシャ神話が描く

 クロノスとその子供たちの神話そのままで、

 それによつて、ソナカと結婚する前の卑弥呼の教義が、

 ギリシャ宗教であったことまで、

 私たちは欠けるところなく知ることができたのである。

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2013年5月15日水曜日

最初は「ゼウスの大女神」だった卑弥呼



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:19頁

 《最初は「ゼウスの大女神」だった卑弥呼
 「最初は「ゼウスの大女神」だった卑弥呼

 『日本書紀』は

 『神功皇后紀』の摂政前=仲哀9年10月の記事を最初に、

 高句麗のことを全て「高麗」と書く。

 『古事記』もまた高句麗とは一度も書かず、

 すべて「高麗」と書く。

 朝鮮半島には後世、確かに高麗(こうらい)という国はあったが、

 それは918年に王建国して以後で、

 『日本書紀』が完成した720年から200年後のことである。

 『記・紀』編集以前には高句麗以外似た名の国はないから、

 『記・紀』の高麗は、みな高句麗のことだと断言できる。

 本講では大学講義録5で

 孝霊天皇は高麗天皇への当て字だと詳しく考証したが。

 それを「高麗の主(ぬし)」と書くとクロノスと読める。

 クロノスはゼウスやポセイドンやプルトンの父で、

 孝霊天皇は天照大神=倭迹迹日百襲姫=卑弥呼と

 素戔嗚の尊=稚武彦=位宮との父であるからクロノスに当たる。

 クロノスの系譜と孝霊天皇=伊弉諾尊の系譜は、

 名も、相互関係も、その統治する地域も、

 幾重にも揃って共通していることが確認できるのである。

 卑弥呼は、

 こうした伝承をもつギリシャ宗教を信仰する指導者の一族に生まれた。

 彼女は、後にソナカと出会って結婚し、仏教の女王になるまでは、

 ギリシャ宗教のゼウスに仕える巫女として活躍していた

 「天のゼウスの大女(ミ)神」であった。

 前記の通り、

 後世「天照(ゼウ)大御(ミ)神」と当て字され、

 オオミカミと略称されたのである。

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