2013年10月10日木曜日

古代人の「ミヅハノメの神」観


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録28:24頁

 『古事記』の筆者は、

 ギリシャ神話をよく知っていたから、

 それを現実の歴史に重ねて、

 うまく神話化して後世に残した。

 それは永く解明されることなく真相は闇に埋もれていたが、

 今ようやく光の中に姿をあらわした。

 それがこの講義録によって、

 世界の史学者にさきがけた御教養になったことは、

 たゆまぬご精進の成果であって、

 御同慶の至りに存じている。

 では本題に戻って、

 ミヅハノメ、イヅノメが、

 どういう意味をもっていたか?みてみよう。

 ミヅハノメは尿から生まれる。

 尿は古代人にとっては「水+?何か」であった。

 その何かとは、

 当時の人々の経済基盤が農耕だったことを考えると、

 尿は貴重な肥料であって、

 現在の私たちがもっている価値観とは正反対に、

 植物に生命を与え、穀物を実らせ、

 私たちの生命を守る「神=生命の源」だったのである。

 「尿に成る神」をオカシく感じる人は、

 私たちが古代史を検討していることを、

 無意識のうちに忘れているのだと、気付く必要がある。

 古代人はまた、それと精液の区別がつかなかったから、

 それが母の体内に入れば人間の子供になるが、

 野原では何になるか?

 と思いめぐらせたとき、

 考えられたのは蛇である。

 その姿や動きが流れる水に似ているだけでなく、

 水中には

 その仲間のウナギやドジョウやアナゴ、ハモや太刀魚、海蛇がいる。

 蛇や竜の仲間が水神とされたのは当然のことだったのである。


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