2013年10月19日土曜日

逆転、また逆転の「貴子生み」の実体


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録29:3頁

 大学講義録28では、

 『日本書紀』の2貴子生みは、

 「伊弊諾尊と伊弉冉尊が”共に”日神を生む。

 大日霎の貴と號(なづ)く」と

 だけ書いてあるので、

 単純に見れば、皇祖は「壹與」だ。

 とはっきり主張していることになる。

 というところまでお話しした。

 しかし、その裏には、さらに複雑な真実が隠されている。

 今回はまずそれからご説明することにしよう。

 それは「大日霎の貴(おおひるめのむち)」とは何を意味する名か?

 を追及すると明確な答の出る問題なのである。

 お気づきだったと思うが、

 天照大神のほうは明かに「神」の字が使ってあって神道の神に見えるから

 『古事記』は神道派のように見え、

 『日本書紀』の方は大日霎の貴で、

 逆に神道ではないように見えるという問題があるのである。

 これでは明かに、事実と逆転して見える。

 すでに『記・紀』の立場が対立している真相を知っている私たちは、

 この理由を追及せずに、放置することはできない。

 これは、

 旧倭国系の支配者と、

 新日本国系の支配者とが、

 お互いに相手を強く意識して、

 相手の皇祖を自国の皇祖として取り込もうとしたもので、

 我が国の宗教界に今も見る「本家はこちら」という争いのように、

 自分のほうが本家だという主張、対立を物語るものなのだろうか?。

 『記・紀』はこの部分に限らず、こうした視点で再検討してみる必要がある。

 逆転、また逆転の「貴子生み」の実体

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