2013年9月18日水曜日

『記・紀』創世記はアーリヤ創世説話の一種


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録27:31頁

 スードラとは被征服者の先住民名で、

 アーリヤ人に比べて色が黒く無知で神に祈ることも知らぬ、

 意味不明の言葉を話す獣なみの蛮人だと、

 バイシャの下に加えて4姓ができ上った。

 これは我が国の階級制度のルーツだけでなく、

 『記・紀』の「創世記」が次々に出現する神で表現されている不思義さも、

 高級から低級へ各階級が出現するインド創世説話をみると謎が解ける。

 『記』と『紀』で体裁は異なるが、

 「〇〇尊」「〇〇神」が次第に生まれて、

 この世界=人間社会を形成していくという思想は、

 アーリヤ人のもっていた常識と同じであって、

 『日本書紀』はこの常識の前に、対中国向け「序曲」として

 中国文献、徐整の『三五暦記』や劉安の『淮南子(えなんじ)』から

 引用した説明文を付け足したものである。

 そのためアーリヤ文化が天皇家文化の母体であると突き止めていない者にとっては、

 その序曲の中国学説なら一見して出処が明白にわかるので、

 それが『記・紀』の「創世記全体」の基礎になっているように思い込んだ者は、

 日本の古代文化は中国文化が朝鮮経由で入ったものだという軽薄な結論に陥いった。

 だが序曲部分はお添えものにすぎない。

 『記・紀』の創世記の核心はそれらの神名にあるのであって、

 『古事記』筆頭の天之御中主神がインドのビシュヌー神であることは、

 もうすでに大学講義録25の15頁などでよくご存知の通りである。

 『記・紀』創世記はアーリヤ創世説話の一種

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