2013年8月1日木曜日

『記・紀』にあるギリシャ起源の哲学的な比喩


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録26:12頁

 『記・紀』には、

 こうした言葉の遺物のほかに、

 ギリシャ起源の哲学的な比喩なども多く入っている。

 そうした高度の比喩は

 『天の稚彦物語』の最後を締(し)め括(くく)る挿話、

 阿爾耒高日子根(アレクサンドロス)の神が、

 死んだ稚彦を弔う喪屋を斬り倒した話にも、

 さらに重要な教訓をこめて語られている。

 それは大学講義録25の主題だった

 ギリシャ伝来の理想世界論争。

 強力な独裁武力征服で世界を統一するか?、

 差別なき愛による民主統一世界国家を実現するか?

 というアレクサンドロスの両親が血で血を洗った統治方針、

 人類究極の理想にもかかわる重大な疑問への、

 答であり、主張であり、強制でもある。

 大王の父・プヒリプは政治学を

 プラトンやアリストテレス、イソクラテス、キセノプホンたちに学び、

 バビロン史、スサ史まで研究して、

 まず全ギリシャを統一した上で、

 全世界を征服する目標を定めて、

 着々とギリシャ統一を進めて成功をおさめていった。

 その思想は、

 プラトンは人権と奴隷制度廃止を説いたが、

 アリストテレスはそれとは反対に

 「人には生まれつき種類がある。

  それを無視して公平に権力を分配しても、

  その権力を下手に使う愚か者が次々に害悪を発生させ、

  国を乱して滅ぼす。

  確かに独裁は不正で渚悪の根源だが、

  人数が多くなると、それをまとめるのに独裁は避けられない」

 と説いたのに心服していたのである。

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