2012年4月3日火曜日

日本語の中に千語以上のパーリ語がある



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録09:13~14頁

 《日本語の中に千語以上のパーリ語がある
 「日本語の中に千語以上のパーリ語がある

 標準語のウオ(魚)という発音は鹿児島生まれだと説明したが、

 その鹿児島には<魚>を<イオ>と発音する人々がいる。

 また沖縄では<イユ>と発音する。

 これまでは、

 これは単に<ウォ>という本州語発音が訛った方言だと思われていたが、

 事実はそんなに単純ではなかったのである。

 沖縄県の最も西の端は<与那国島>である。

 この島の「ヨナ」という変わった名前は、

 卑弥呼政権の祭政一致の国家宗教、

 当時の帯方郡使が「鬼道」と呼んだ仏教の用語パーリ語で

 ギリシャを意味する名詞「ヨナ」だったことがわかっている。

 この<ヨナ>は、古代ギリシャの一地方だった「イオニヤ」の訛ったもので、

 <イオニヤ>の語源は「イオン」すなわち「行く・遠征する」という言葉だから、

 「イオニヤ」とは「遠征によって取った地方」または「遠征隊の国」を意味していた。

 <与那国>という名も、

 この「遠征隊の国」というギリシャ語が「イオニヤ」と発音されていたものを、

 沖縄へ<仏教>を広めにやってきた<アシャカ仏教宣布団>の宣教師たちが、

 パーリ語訛りで<ヨナ国>と呼んだので、

 <与那国>という当て字が現在まで残ったのだとわかっている。

 こうした事実はすでに市販されている私(加治木義博)の著書に詳しく解説済みなので、

 もっと許しく知りたい方はそれらをお読み戴きたい。

 この<ヨナ>は、沖縄語では「ユナ」と発音される。

 これは東南アジアでも同じ地域が多いから、

 マレー語圏やミャンマーではギリシャ人を「ユナン」とか「ユナニー」と呼んでいる。

 これに中国人が当て字したものが「雲南=ユンナン」という省の名として残っているので、

 <与那国>の名は何も特別なものではないことがわかるのである。

 それ以上に重要なのは、<与那国>の本来の国名が、「イオン=行く」だったことである。

 この<イク>という発音と、この島の王の名の発音が一致すれば、

 それは「名乗り」だとわかる。

 それが実在している。

 卑弥呼政権を倒した<狗奴国男王>は、

 <山上王・位宮>という名乗りを持っているが、

 この<位宮>は「イク」とも読めるので、

 「イク」という発音につけた当て字とみても不合理ではない。

 彼は、卑弥呼の跡をついで女王になった<壹與>を<与那原>で即位させている。

 彼が<与那国王>だったのなら、それはごく当然のことだったとわかる。

 「与那原=イオニヤの都」だからだ。

 これで当時の沖縄地方には沖縄語のほかにギリシャ語と日本語、

 パーリ語などがあったことがわかる。

 この内パーリ語は今の日本語と比較しても、共通語が軽く1300語以上もあるから、

 日本語の中核になった言語だとわかる。

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